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TZRにアクセサリ電源ソケットを取り付け [バイク]

TZRにキー連動で入り切りするアクセサリー電源を取り出すためのソケットを取り付けました。



ナビやスマホなど電子機器を使用することも多く、アクセサリー電源はツーリングには必須の装備です。


作業の前準備でメインシート、タンデムシート、サイドカバー、燃料タンクを取り外します。


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サイドカバーを外した際、グロメットが切れてしまいました。


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こんなこともあろうかと(笑)、あらかじめ用意していた純正グロメット(品番90480-01401)に交換。


以前、ETCを取り付けた際、バイク用品店が電源を取り出す加工をおこなっているので、それに便乗します。
こうすることで、既存のハーネスを傷つけずに電源を取り出します。


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画像の薄茶色の線が既設のアクセサリー電源で、ここからETCの電源を赤い線で取り出しています。


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取り出した電源は1Aのヒューズを介してETCに供給しています。
ETCの消費電力は1W程度なので直接取り出しても問題ありませんが、アクセサリー電源は余裕を持ちたいので、いつものようにリレーで増幅して容量を取り出せるようにします。

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ヒューズの先がギボシ端子になっていたので、二股ケーブルを作成してリレー駆動用の電源を取り出します。
エーモンのダブルギボシ端子を使うと二股が簡単に作れて便利。




使用するリレーはいつものエーモンコンパクトリレー。
接点定格10A、コイル消費電流46mAで使い勝手が良い。




ソケットはキジマを使います。




キジマのソケットには5Aのガラス管ヒューズが付いてくるのですが、設置場所の関係で今回は使いません。


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何か適当なものはないかと探していたら、250サイズのファストン端子を使うヒューズホルダーが見つかったのでこれを使うことにしました。




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出来るだけバッテリーに近いところにヒューズホルダーを付けます。


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内蔵するヒューズはキジマのソケットと同じ5A。
ただし使用する機器は合計3Aぐらいにしておいたほうが良いと思います。


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TZRのバッテリーはエンジンの下にあるので、ここからシート下まで電源を引かなければいけません。


16092011.jpg
既設の配線に沿わせれば良いのですが、これが非常に厄介で、既設の配線はフレーム裏のエンジンやエキゾーストパイプのすぐそばを通っていて、そのまま引くのは危険。
なのでコルゲートチューブで保護してから通します。


使用した電線はエーモンの1.25sqダブルコードなのですが、これは単に安かったからで、本来は0.75sqで充分です。




電線を1.25sqにしたせいで、内径5mmのコルゲートチューブはギリギリになってしまい、線通しに非常に苦労しました。




リレーの配線は以前作ったものと同じです。
コンパクトリレーはC接点なので、B側の線をしっかり絶縁しておく必要があります。
詳しくはこちらで。


16092012.jpg
シート下のわずかなスペースにリレーを納めます。
ソケットはシート下に入らないので、ETCの上に仮置きして、必要な時に引き出します。

この位置は雨水が侵入する恐れがあるので、リレーはビニールテープでグルグル巻きにして簡易防水にしています。

ショートなどが無いかよく確認しておきます。
バッテリーを接続して、キーON、OFFでアクセサリー電源が入り切りすることを確認して完成です。


実は近々長距離のツーリングを計画していて、その為にアクセサリー電源が必要だったのです。
詳細はいずれ。


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