第150期マツダ株主総会 [車]
マツダ株主総会に行ってきました。
(訪問日:2016年6月28日)
一年ぶりのマツダ本社。
朝、雨が降っていたのですが、何とか持ちこたえました。
ロビー受付で出席票をもらって入場します。
今年から出席票のデザインがフルモデルチェンジしました。
出席番号が大きく表示されています。
例年は講堂前で飲み物の振る舞いがあったのですが、今年は出席者多数が予想されるとのことで、いきなり会場の講堂へ案内されました。
RCCテレビの報道によると、この日の出席者は444名。
今期は、営業利益が2268億円となり、3年連続で過去最高を更新したことなどが報告されました。
冒頭に小飼雅道社長より、1株当たり30円の配当を今株主総会に諮ることが発表されました。
(注:第1号議案、その後可決)
また、2017年3月期にも1株あたり35円の配当を予定していると発表されました。
続いて株主との質疑応答。
(注:発言の順序は時系列ではありません。)
イギリスのEU離脱により為替が大きく変動する中、株主からも為替に対する質問がありました。
株主「イギリスのEU離脱について、現時点で想定しているリスクは何か。」
小飼氏「イギリスのEU離脱を受けて、市場では混乱が起きている。当社のリスクについて今後の為替変動の見極めが必要。需要の変動も国ごとに起こると思う。そこを見極めた上で今後取り組んで行く。」
株主「為替変動について。どのような危機感を持っているか。」
小飼氏「今年に入り為替が大きく変動している影響もあり、151期も減益の経営計画となった。イギリスのEU離脱を受けてさらに円高に推移している。今後の見極めをしっかりやっていく。為替耐性を強化する構造改革を進めてきた。対ドルについてはかなり耐性がついてきた。構造改革をしっかりやって、為替に対応できる力をつけていきたい。」
ディーゼルエンジンについて質問がありました。
株主「1.5ディーゼルにDPF再生時の不具合が発生していると聞いている。原因と対策は出来ているか。不具合対応を誤ると三菱自動車のようになるのではないかと心配している。」
(注:この株主さんは2014年の総会においてマツダコネクトの不具合を質問した方です。)
菖蒲田清孝・専務、品質・ブランド推進・生産・物流統括
「1.5ディーゼルの不具合について認識している。現在原因究明をおこなっている最中。企業として早期解決にまい進する。」
株主「アテンザディーゼルの排気ガスについて。灯油が燃えたような匂いがする。有害物質の発生を危惧している。」
人見光夫・常務、技術研究所・パワートレイン開発・統合制御システム開発担当
「ある条件下で多少の匂いがする場合がある。細かな分析をして有害物質ではないということを確認している。」
株主「莫大な開発費用の回収策のひとつとして、ヨーロッパのメーカーに小型ディーゼルエンジンを供給してはどうか。」
藤原清志・専務、研究開発・MDI統括、コスト革新担当
「SKYACTIVディーゼルは競争の源泉、マツダブランドの非常に重要な武器である。先ずブランド強化に集中し、その後検討したい。」
株主「次世代ディーゼルはどのようなものになるのか。」
人見氏「大きな飛躍を目指して開発している。是非ご期待いただきたい。」
金井誠太・会長
「技術の内容についてはまだ公開できないと言うことでご理解いただきたい。」(場内笑)
技術開発について質問がありました。
株主「JAFがおこなった安全性能のテストでマツダ車は最高の成績ではなかった。テストで満点が取れるような車を作って欲しい。」
藤原氏「人間がミスをしたときに事故を回避する技術開発を続けてきた。CX-3は日本とアメリカで高い評価を得た。全ての車がそうではないが、今後、世界で満点を取れる車を作れるよう努力したい。」
株主「自動ブレーキの開発について。自社単独開発ではなく数社で共同開発したものを導入するほうが性能向上できるのではないか。」
藤原氏「自動ブレーキはフォード、ボルボと長い間共同で研究していた。霧、雨などヨーロッパ特有の厳しい環境でもしっかり効くシステムになっている。国内他社と比べて劣るものではないが、今年度中に改良して市場に提供できると考えている。」
株主「自動運転について、どのように考えているか。」
藤原氏「『走る喜びを続けられる自動運転』がコンセプト。運転者に心臓発作などのトラブルが起こった時に安全に停止させる『コ・パイロット・コンセプト』という形の自動運転をできる限り早期に対応したいと考え技術開発を進めている。」
株主「水素自動車について。」
藤原氏「水素はロータリーエンジンと相性が良いことから研究を続けている。しかし水素インフラが整わず、世の中に出す形には至っていない。」
株主「EV、PHVの開発について。」
藤原氏「先ずは内燃機関の改善を考えている。地球温暖化問題については様々な技術の回答があるとも考えていて、EV、PHVについても開発を進めている。導入については適切な時期に商品投入できるよう準備を進めている。」
株主「ミニコミューターの開発は考えているか。」
藤原氏「都市部など一部の地域で需要があると思われる。しかし、それを新たに作るだけの経営的な実力がない。現時点では既存の製品を良くすることに集中したい。」
車種ラインナップについて質問がありました。
株主「CX-9、CX-4の国内販売をして欲しい。」
福原和幸・常務、国内営業・法人販売担当、マツダ中販株式会社社長
「将来の具体的な商品計画については差し控える。顧客ニーズ等を検討したい。」
株主「RX-Visionについて。フラッグシップとしてRX-Visionのようなスポーツカーが有れば良いと思う。」
藤原氏「RX-Visionは大好評を得て、作りたいと思っている。しかしスポーツカーはマーケットが非常に小さくビジネスは非常に苦しい。技術としては開発を続けているがビジネスとしてRX-Visionを出すには、我々の今の力では難しい。経営基盤が安定し、ステークホルダー(利害関係者)の理解を得られるまで成長出来たら、その時に出していけたらと思っている。」
株主「商用車の今後の展望について。」
藤原氏「商用車は国内販売において重要なモデルと理解している。しかし(車種が)相当古くなり、2020年頃の規制には非常に厳しい性能となっている。2020年以降は今の台数では非常に厳しいビジネスになり、どうするか議論している。販売店には必ず商用車を提供できるように検討している。」
(注:これは意味深。かねてより噂のハイエースOEM供給が2020年頃から始まるということなのでしょうか??)
株主「デミオより小型で150万円ぐらいの車を作れないか。」
藤原氏「持っている技術でビジネスを拡大していきたい。力がついて来たら(車種を)拡大していきたい。今はしっかりと基盤を固めたい。」
販売について質問がありました。
株主「あるディーラーの店舗外装が錆だらけでみすぼらしい。」(場内失笑)
福原氏「全国の店舗の改装を図っている。全国約千店舗を順次改装していく。」
株主「新世代店舗について。中で流れる音楽がFM放送だったり、スクリーンにTV放送が流れていたりしてイメージと合っていない。」
福原氏「顧客アンケートなどからソフト面について指摘がある。改善に取り組んでいる。」
株主「マツダブランドスペース大阪について。車を並べて映像を流すだけでは能がない。試乗車を置いて実際に乗れるようにできないか。」
福原氏「マツダブランドスペース大阪は開設以来好評を得ている。開設当初試乗を検討したが設備の制限があり実現しなかった。今後検討したい。」
今後の展望について質問がありました。
株主「テレマティクスについて。マツダコネクトは良くなったが、今後の展開が見えてこない。」
藤原氏「マツダコネクトについてはご心配をおかけした。根本的な対策を含めて検討している。その上で、GoogleAuto、AirPlayといった様々なデバイスやアプリケーションを着けることについて信頼性の高いシステムになっていない。
信頼性の高いシステムになればテレマティクスに展開し顧客に楽しんでもらえるシステムにしたい。」
株主「SUVのブームはあと何年続くと考えているか。投資が過大になることを危惧している。」
藤原氏「SUVは大型からブームが始まり、CX-5はまだ拡大を続けている。CX-3はブームが始まった頃。CX-9のような3列SUVも増加傾向にある。したがって世界では当分の間増加すると予想しており、生産能力もSUVへのシフトがフレキシブルにできるよう準備している。」
その他。
株主「招集通知について。辞書にも載っていないカタカナ英語が多くわかりにくい。出来れば簡単な日本語にして欲しい。」(場内笑)
小飼氏「株主総会に向けて事前にディスカッションしているが…」
金井氏「ディスカッションはちょっと…」(場内爆笑)
小飼氏「社内でしか通用しない用語を使ってしまっているので、できるだけわかりやすい言葉で話をしようと思っている。次回より改善していく。」
(注:みんなわかりにくいと思っていても口に出せなかったカタカナ英語問題(笑)。次回改善されると良いですね。)
株主「グローバル」という割には役員に外国人が一人もいない。」
小飼氏「社内、社外含め取締役は現時点では日本国籍の者のみとなっている。海外経験を持つ者もおり、グローバルな視点で能力を持った役員としてふさわしい人材を登用している。今後も、国籍、性別にかかわらず能力を持ち見識の高い方を役員として選任していく。」
株主「マツダミュージアムに片山義美さんや大橋(孝至)監督の記念コーナーを作れないか。」
吉原誠・秘書・総務・法務・コンプライアンス・リスクマネジメント・病院担当、総務・法務室長
「マツダとの関係において、よりマツダを理解していただけるとの観点から展示等を検討したい。」
業績好調とあって、総会は終始なごやかな雰囲気のまま、大きな混乱もなく終了しました。
総会の後はマツダミュージアムと工場見学です。
今年から軽食のサンドイッチがビュッフェから弁当形式に替わりました。
ちなみにサンドイッチは広島アンデルセン製。
生産ラインではマツダ車に交じってロードスターがベースのフィアット124スパイダーが流れていて、協業が実感できました。
(生産ラインは撮影禁止のため写真はありません。)
今回はミュージアムまで行く途中の車窓から、カムフラージュ柄のCX-5が見えたり、歴代ロードスターと一緒に、研究用と思われるトヨタ86とホンダS660が並んでいたりと、興味深いものが見られました。
見学記念品は前年までのミニカーからクリアファイルに替わってました。
為替変動で厳しいですが、来期もこの業績を維持して欲しいですね。
(訪問日:2016年6月28日)
一年ぶりのマツダ本社。
朝、雨が降っていたのですが、何とか持ちこたえました。
ロビー受付で出席票をもらって入場します。
今年から出席票のデザインがフルモデルチェンジしました。
出席番号が大きく表示されています。
例年は講堂前で飲み物の振る舞いがあったのですが、今年は出席者多数が予想されるとのことで、いきなり会場の講堂へ案内されました。
RCCテレビの報道によると、この日の出席者は444名。
今期は、営業利益が2268億円となり、3年連続で過去最高を更新したことなどが報告されました。
冒頭に小飼雅道社長より、1株当たり30円の配当を今株主総会に諮ることが発表されました。
(注:第1号議案、その後可決)
また、2017年3月期にも1株あたり35円の配当を予定していると発表されました。
続いて株主との質疑応答。
(注:発言の順序は時系列ではありません。)
イギリスのEU離脱により為替が大きく変動する中、株主からも為替に対する質問がありました。
株主「イギリスのEU離脱について、現時点で想定しているリスクは何か。」
小飼氏「イギリスのEU離脱を受けて、市場では混乱が起きている。当社のリスクについて今後の為替変動の見極めが必要。需要の変動も国ごとに起こると思う。そこを見極めた上で今後取り組んで行く。」
株主「為替変動について。どのような危機感を持っているか。」
小飼氏「今年に入り為替が大きく変動している影響もあり、151期も減益の経営計画となった。イギリスのEU離脱を受けてさらに円高に推移している。今後の見極めをしっかりやっていく。為替耐性を強化する構造改革を進めてきた。対ドルについてはかなり耐性がついてきた。構造改革をしっかりやって、為替に対応できる力をつけていきたい。」
ディーゼルエンジンについて質問がありました。
株主「1.5ディーゼルにDPF再生時の不具合が発生していると聞いている。原因と対策は出来ているか。不具合対応を誤ると三菱自動車のようになるのではないかと心配している。」
(注:この株主さんは2014年の総会においてマツダコネクトの不具合を質問した方です。)
菖蒲田清孝・専務、品質・ブランド推進・生産・物流統括
「1.5ディーゼルの不具合について認識している。現在原因究明をおこなっている最中。企業として早期解決にまい進する。」
株主「アテンザディーゼルの排気ガスについて。灯油が燃えたような匂いがする。有害物質の発生を危惧している。」
人見光夫・常務、技術研究所・パワートレイン開発・統合制御システム開発担当
「ある条件下で多少の匂いがする場合がある。細かな分析をして有害物質ではないということを確認している。」
株主「莫大な開発費用の回収策のひとつとして、ヨーロッパのメーカーに小型ディーゼルエンジンを供給してはどうか。」
藤原清志・専務、研究開発・MDI統括、コスト革新担当
「SKYACTIVディーゼルは競争の源泉、マツダブランドの非常に重要な武器である。先ずブランド強化に集中し、その後検討したい。」
株主「次世代ディーゼルはどのようなものになるのか。」
人見氏「大きな飛躍を目指して開発している。是非ご期待いただきたい。」
金井誠太・会長
「技術の内容についてはまだ公開できないと言うことでご理解いただきたい。」(場内笑)
技術開発について質問がありました。
株主「JAFがおこなった安全性能のテストでマツダ車は最高の成績ではなかった。テストで満点が取れるような車を作って欲しい。」
藤原氏「人間がミスをしたときに事故を回避する技術開発を続けてきた。CX-3は日本とアメリカで高い評価を得た。全ての車がそうではないが、今後、世界で満点を取れる車を作れるよう努力したい。」
株主「自動ブレーキの開発について。自社単独開発ではなく数社で共同開発したものを導入するほうが性能向上できるのではないか。」
藤原氏「自動ブレーキはフォード、ボルボと長い間共同で研究していた。霧、雨などヨーロッパ特有の厳しい環境でもしっかり効くシステムになっている。国内他社と比べて劣るものではないが、今年度中に改良して市場に提供できると考えている。」
株主「自動運転について、どのように考えているか。」
藤原氏「『走る喜びを続けられる自動運転』がコンセプト。運転者に心臓発作などのトラブルが起こった時に安全に停止させる『コ・パイロット・コンセプト』という形の自動運転をできる限り早期に対応したいと考え技術開発を進めている。」
株主「水素自動車について。」
藤原氏「水素はロータリーエンジンと相性が良いことから研究を続けている。しかし水素インフラが整わず、世の中に出す形には至っていない。」
株主「EV、PHVの開発について。」
藤原氏「先ずは内燃機関の改善を考えている。地球温暖化問題については様々な技術の回答があるとも考えていて、EV、PHVについても開発を進めている。導入については適切な時期に商品投入できるよう準備を進めている。」
株主「ミニコミューターの開発は考えているか。」
藤原氏「都市部など一部の地域で需要があると思われる。しかし、それを新たに作るだけの経営的な実力がない。現時点では既存の製品を良くすることに集中したい。」
車種ラインナップについて質問がありました。
株主「CX-9、CX-4の国内販売をして欲しい。」
福原和幸・常務、国内営業・法人販売担当、マツダ中販株式会社社長
「将来の具体的な商品計画については差し控える。顧客ニーズ等を検討したい。」
株主「RX-Visionについて。フラッグシップとしてRX-Visionのようなスポーツカーが有れば良いと思う。」
藤原氏「RX-Visionは大好評を得て、作りたいと思っている。しかしスポーツカーはマーケットが非常に小さくビジネスは非常に苦しい。技術としては開発を続けているがビジネスとしてRX-Visionを出すには、我々の今の力では難しい。経営基盤が安定し、ステークホルダー(利害関係者)の理解を得られるまで成長出来たら、その時に出していけたらと思っている。」
株主「商用車の今後の展望について。」
藤原氏「商用車は国内販売において重要なモデルと理解している。しかし(車種が)相当古くなり、2020年頃の規制には非常に厳しい性能となっている。2020年以降は今の台数では非常に厳しいビジネスになり、どうするか議論している。販売店には必ず商用車を提供できるように検討している。」
(注:これは意味深。かねてより噂のハイエースOEM供給が2020年頃から始まるということなのでしょうか??)
株主「デミオより小型で150万円ぐらいの車を作れないか。」
藤原氏「持っている技術でビジネスを拡大していきたい。力がついて来たら(車種を)拡大していきたい。今はしっかりと基盤を固めたい。」
販売について質問がありました。
株主「あるディーラーの店舗外装が錆だらけでみすぼらしい。」(場内失笑)
福原氏「全国の店舗の改装を図っている。全国約千店舗を順次改装していく。」
株主「新世代店舗について。中で流れる音楽がFM放送だったり、スクリーンにTV放送が流れていたりしてイメージと合っていない。」
福原氏「顧客アンケートなどからソフト面について指摘がある。改善に取り組んでいる。」
株主「マツダブランドスペース大阪について。車を並べて映像を流すだけでは能がない。試乗車を置いて実際に乗れるようにできないか。」
福原氏「マツダブランドスペース大阪は開設以来好評を得ている。開設当初試乗を検討したが設備の制限があり実現しなかった。今後検討したい。」
今後の展望について質問がありました。
株主「テレマティクスについて。マツダコネクトは良くなったが、今後の展開が見えてこない。」
藤原氏「マツダコネクトについてはご心配をおかけした。根本的な対策を含めて検討している。その上で、GoogleAuto、AirPlayといった様々なデバイスやアプリケーションを着けることについて信頼性の高いシステムになっていない。
信頼性の高いシステムになればテレマティクスに展開し顧客に楽しんでもらえるシステムにしたい。」
株主「SUVのブームはあと何年続くと考えているか。投資が過大になることを危惧している。」
藤原氏「SUVは大型からブームが始まり、CX-5はまだ拡大を続けている。CX-3はブームが始まった頃。CX-9のような3列SUVも増加傾向にある。したがって世界では当分の間増加すると予想しており、生産能力もSUVへのシフトがフレキシブルにできるよう準備している。」
その他。
株主「招集通知について。辞書にも載っていないカタカナ英語が多くわかりにくい。出来れば簡単な日本語にして欲しい。」(場内笑)
小飼氏「株主総会に向けて事前にディスカッションしているが…」
金井氏「ディスカッションはちょっと…」(場内爆笑)
小飼氏「社内でしか通用しない用語を使ってしまっているので、できるだけわかりやすい言葉で話をしようと思っている。次回より改善していく。」
(注:みんなわかりにくいと思っていても口に出せなかったカタカナ英語問題(笑)。次回改善されると良いですね。)
株主「グローバル」という割には役員に外国人が一人もいない。」
小飼氏「社内、社外含め取締役は現時点では日本国籍の者のみとなっている。海外経験を持つ者もおり、グローバルな視点で能力を持った役員としてふさわしい人材を登用している。今後も、国籍、性別にかかわらず能力を持ち見識の高い方を役員として選任していく。」
株主「マツダミュージアムに片山義美さんや大橋(孝至)監督の記念コーナーを作れないか。」
吉原誠・秘書・総務・法務・コンプライアンス・リスクマネジメント・病院担当、総務・法務室長
「マツダとの関係において、よりマツダを理解していただけるとの観点から展示等を検討したい。」
業績好調とあって、総会は終始なごやかな雰囲気のまま、大きな混乱もなく終了しました。
総会の後はマツダミュージアムと工場見学です。
今年から軽食のサンドイッチがビュッフェから弁当形式に替わりました。
ちなみにサンドイッチは広島アンデルセン製。
生産ラインではマツダ車に交じってロードスターがベースのフィアット124スパイダーが流れていて、協業が実感できました。
(生産ラインは撮影禁止のため写真はありません。)
今回はミュージアムまで行く途中の車窓から、カムフラージュ柄のCX-5が見えたり、歴代ロードスターと一緒に、研究用と思われるトヨタ86とホンダS660が並んでいたりと、興味深いものが見られました。
見学記念品は前年までのミニカーからクリアファイルに替わってました。
為替変動で厳しいですが、来期もこの業績を維持して欲しいですね。
2016-06-28 23:52
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