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買い物しようと街まで出かけたら… [バイク]

今日は良い天気なので、TZRで家からちょっと離れたホームセンターまで買い物に出ることにしました。

久しぶりの始動に手間取ったものの、エンジンがかかるとアイドリングは快調。
充分暖機した後、バイクを発進させます。
久しぶりの2ストロークサウンド、久しぶりの前傾ポジション。

やっぱセパハンは良い、心が洗われる。

…などと思いながら巡航していると、左側のシリンダーが失火し始めました。
まるで咳き込むような挙動が続いた後、ついにエンジン停止。

ああ、またカブったか。

左側のシリンダーは以前からよくカブるので、今回もそうだろうと決めてかかっていました。
カウルを取り外し、ラジエターをずらしてプラグへアプローチ。
プラグを取り外してみると、

あれ?カブって無い??

確かにガソリンで濡れてはいますが、プラグは綺麗な焼け色で、カブった形跡がありません。
不思議に思いながらも、予備の新品プラグと交換し、スターターをキック。

始動しない??

右側のエキゾーストだけ煙が出ています。

プラグキャップのはまりが悪いのか何度も確認。
プラグの取り付けも何度も確認。

しかし、やっぱり点火しない。

こりゃ最悪ロードサービスかも、と考え始めた頃、突然始動できるようになりました。
今までの不調がウソのように、快調な吹け上がり。

取り敢えず再始動はしたものの、このままでは不安なので、買い物を中止してバイク屋さんへ。

メカニック氏に今までの経緯を説明して、バイクを診て貰いました。

結論から申しますと、

プラグコード断線。

プラグコードとプラグキャップを接続している部分が緩くなって、接触が悪くなっていたらしい。

プラグキャップの端子はタッピングになっていて、プラグコードにねじ込んで接続します。

ここは経年で緩んでくるため、緩くなったらプラグコードを少し切って、新しい断面にプラグキャップをねじ込んで使用します。
これは以前900SSでも経験しました。

ところが、このバイクの(たぶん)前オーナーは修理方法を知らなかったらしく、緩んだ接続部を結束バントで締め付けて修理していたのでした。

その間も緩みはどんどん進行し、ついには断線してしまったのです。
しかも結束バンドで締められているので、見た目にはわからないというトラップまで仕掛けられている状況。

改めて接続部の修理を行い、無事安定した着火を得ることが出来るようになりました。めでたしめでたし。


ところで、症状からプラグキャップ、あるいはプラグコードが原因だろうと想像は付いていたので、この際だからプラグキャップとプラグコードを新品にしようと見積もったところ、TZRのプラグコードはコイル共々アッセンブリ交換になるとのことで、部品代だけで1万5千円ほどかかることが判り断念。
そりゃないよヤマハ。


修理代を払おうとしたけど財布を忘れて、というか普段カード払いで現金を持ち歩かないので、直ったばかりのバイクをぶっ飛ばしてお金を取りに帰りました。

ルールルルルッルー、今日も良い天気!







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たど

> tdsokd さん
nice!ありがとうございます。
by たど (2012-05-29 23:25) 

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