マツダ、フィアットと業務提携

マツダとフィアットの業務提携が正式発表されましたね。

「マツダがフィアットと業務提携へ、販売面が中心に」(ヤフーニュース(ロイター)の記事)

マツダのプレスリリースによりますと、ロードスターのプラットフォームをフィアット傘下のアルファ・ロメオへ提供し、アルファ・ブランドの新型スポーツカーを開発する、としています。

ぶっちゃけ次期アルファ・スパイダーはロードスターがベースになるということみたいです。

今のところ、それ以外の情報はなく、資本面の提携もないようです。

しかしまあ、なかなか良いタイミングで提携話をもってきたもんです。

報道などでご承知の通り、マツダは11年3月期は600億円の赤字、12年3月期連結当期損益が1077億円の赤字、と、4期連続赤字となっており、来月の株主総会では山内会長以下経営陣は吊し上げ必至という状況だったので、「マツダは上手いことやったな」という印象。

フィアットにしても、欧州での販売が落ち込み新たなパートナーを探しているところへアジアでブランド力を持つマツダとの提携話は渡りに船だったのではないでしょうか。


私としてはFIAT500ツインエアがマツダブランドで発売されたら衝動買いしてしまいそうだし、アルファ・ロメオにロータリーエンジンが載っても面白いと思います。


マツダもフィアットも、走って面白い車を作ることに定評のあるメーカーですので、今後の展開次第ではかなり魅力的な車が登場しそうですね。

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