トリッカー、ツアラー化計画？：たどブログ：SSブログ

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丹波篠山味まつり(2011)｜福井一周キャンプツーリング(1日目) ブログトップ

トリッカー、ツアラー化計画？　[バイク] [編集]

私は3台のバイクを所有していますが、どれも年式が古く色々故障を抱えています。
日帰りツーリングなら何とかこなせますが、キャンプツーリングでは不安です。

そんなわけで、最も年式の新しい、普段通勤で使用しているトリッカーでキャンプツーリングすることになるのですが、お世辞にもツーリング向きのバイクではありません。

前にトリッカーでキャンプツーリングしたときに痛感したのは、積載性と電源の確保でした。

そこで、この部分を強化して、少しでも快適なツーリング性能を目指します。

まずは積載性の向上から。
これはもうリアボックスの装着しかないでしょう。

トリッカーに積載可能な大容量のリアボックスを探していたところ、GIVIのE42NSというモデルを見つけました。

少しでも安く売ってるところを探したところ、何とAmazonが一番安いと分かり早速購入。
Amazonのカー用品はどういう訳かカー用品店などより圧倒的に安いものがあるので油断できません。

取り付け前にトリッカーを分解します。
マフラー、シート、タンクサイドカバー、サイドカバーを取り外します。
サービスマニュアルではサイドカバーを先に外すことになっていますが、タンクサイドカバーを先に外さないとサイドカバーが外れません。

E42NSはリアキャリアに取り付けるタイプのため取り付け自体は簡単ですが、ブレーキランプが内蔵されているため配線を加工する必要があります。
当初はテールランプ付近から取り出す所がないか探したのですが、一体のアッセンブリーのためかなわず、結局車体中央のメインハーネス付近から取り出しました。

配線の先端から10センチぐらいで切り離し、平端子を付けて、取り外しを容易にしました。
配線の取り回しはテールランプのハーネスに沿わせました。

ベースを純正キャリアに取り付けます。
付属の波形プレートが丁度はまる位置を探して、ビスを入れる位置を決め、スクエアワッシャを入れます。
私の場合はこの位置に入れました。

純正キャリアの裏側から波形プレートを当て、平ワッシャとナットで留めます。
ナットはゆるみ止めのナイロンが点いている方が外側になります。

ベースにベースカバーを取り付けて、付属のタッピングビスで留めます。

ボックスの装着。

装着前にブレーキランプ用接点の保護カバーを外します。
ボックスの突起をベース前方の溝にはめ込み、下に押しつけるとロックされます。

ブレーキランプは思ったほど明るくありません。

続いて電源の取り出し。

トリッカーの場合、ワイズギアで販売されている電源サブハーネスを使うと、車両ハーネスを一切傷つけずに電源を取り出すことが出来るので、これを利用します。

専用オプションのシガーソケットも併せて購入。

これは純正部品のシガーソケット(23P-8254B-00)に変換コードを添付したもののようです。

裏側には水抜き用の穴が開いています。

電源サブハーネスを取り付けていきます。
作業前に必ずバッテリーを取り外します。

電源サブハーネスはACC電源をウインカーリレーから取り出して、リレーを経由しバッテリーから電源を取り出すようになっています。

トリッカーは車体が小さいので電装品の集積度が高く、ウインカーリレーはCDIの裏側に隠れるように設置されています。
メンテナンス性はまるで考慮されてないようです。
ウインカーリレーを取り外すには先にCDIを取り外す必要があります。
(画像はCDIを外した後)

ソケットからウインカーリレーを取り外し、電源サブハーネスをウインカーリレーとソケットの間に割り込ませます。
ウインカーリレーを電源サブハーネスのケーブルに取り付けて元通り戻します。

電源サブハーネスはヤマハ車用の汎用品のため、トリッカーにはケーブルが長すぎます。

結局この様にまとめました。
電源取り出し用リレーとヒューズはCDIの隙間に納めました。

シガーソケットに変換コードを取り付け、電源サブハーネスに取り付けます。
シガーソケットの設置場所は、とりあえず書類入れを使用しました。
これは後で変更するかも知れません。

通電チェックして電圧が出ていることを確認します。
メインキーをオンにすると「カチッ」と、かなり大きなリレー作動音がします。
取り出せる電流は合計最大2Aまで。

これで積載性の向上と電源の確保ができました。
本当は航続距離も何とかしたいのですが、こればかりは予備のガソリンを用意するのが精一杯のようです。

え？…そこまでするならツアラーに買い換えろって？