和歌山一周キャンプツーリング(1日目) [バイク]
8月24日から26日にかけて、和歌山一周ツーリングに出かけました。
トリッカーにキャンプ用具一式を積み込んで、朝3時に自宅を出発(笑)
約6時間かけて、最初の目的地広川に向かいました。
6時間もかかったのは、費用を節約するため有料道路を使用しなかった為です(キリッ)
途中食事するなどしながら、ゆったりしたペースで走り続け、ほぼ予定通りの午前9時に広川町に到着。
最初の目的地は広川の「稲むらの火の館」を見学することでした。
「稲むらの火の館」は安政元年(1854年)の安政南海地震津波から広村(現・広川町)の住民を救った「稲むらの火」で知られる濱口梧陵を顕彰する施設です。
今年は東日本大震災での大津波もあり、是非とも一度訪れたかったところ。
「稲むらの火の館」は濱口梧陵の生家である西濱口邸を改装した「濱口梧陵記念館」と近代的建物の「津波防災教育センター」で構成されています。
入場料は500円ですが、「濱口梧陵記念館」のみ見学する場合は無料となります。
「津波防災教育センター」を見学すると、パンフレットと、津波防災に関する知識を試せる「INAMURAレンジャー」ゲームに参加するためのICカードが渡されます。
館内は3Dシアターとかあって、思ったより見るものが多い印象。
見学してみて思ったのですが、英語の解説が少なすぎるように思いました。
濱口梧陵の逸話は小泉八雲が「A Living God」という物語として紹介し世界中に知られています。
2005年のスマトラ沖地震津波の時、シンガポールの首相が当時の小泉純一郎首相に「稲むらの火」について質問したことが話題になりました。
東日本大震災を受けて「稲むらの火」は海外からも益々注目されることになるでしょう。
これから増えるであろう外国人見学者にも配慮して「稲むらの火」の精神を世界に広めてもらいたいと思います。
続いて、濱口梧陵が地震後に建造した「広村堤防」へ行ってみました。
「稲むらの火」があまりに有名なため、その後日談はあまり知られていませんが、濱口梧陵が現在も地域の人々の尊敬を集めるのは津波から人々を救っただけではなく、被害から地域の復興と将来再び訪れるであろう津波被害からの防災に尽力したからです。
津波で家や財産を失った村人を救うため、濱口梧陵は私財を投じて「広村堤防」を建造し、その工事に被災者を動員して賃金を払うことで被災者の生活を守ったのでした。
実際、昭和21年(1946年)の昭和南海地震の津波の際には、その被害を軽減させました。
これらの功績をたたえて、広村堤防の傍らには感恩碑が建てられています。
東日本大震災でも震災で仕事を失った被災者の生活が大きな問題となっていますが、もし国や自治体に濱口梧陵の様な決断ができる人物がいるなら被災地の復興も加速するかも知れません。
そして、その濱口梧陵が眠るお墓。
周囲は大きな沢ガニがたくさん住む小川が流れ、豊富な自然に囲まれていました。
広川が意外に見るものが多くて、予定時間を1時間以上オーバーしてしまいました。
ここからは道の駅スタンプラリー開始。
白崎海洋公園。
ここだけのオリジナル、和歌山みかんソフトクリーム(300円)。和歌山みかんだけあってちょっと酸っぱい味です。
San Pin 中津。
しらまの里。
明恵ふるさと館。
午後から怪しい天気だったのですが、ついに雨が降ってきました。(あらぎの里)
しみず。
ちょっとかっこいいマシンが置いてありました(笑)(しみず)
と、ここまで回って日没サスペンデッド。
本当は龍神で泊まるはずだったんですが、仕方ないので、しみずまで来る途中に見つけて置いた遠井キャンプ場へ。
ここはフリーサイトですが、オートキャンプサイトとテントサイトがはっきり分かれていて、ありがたい。
エンジン音や排ガスで嫌な思いをすることもないでしょう。
まあ、私の他はあと2組しかいなかったんだけど(笑)
次回(2日目)へ続きます…
トリッカーにキャンプ用具一式を積み込んで、朝3時に自宅を出発(笑)
約6時間かけて、最初の目的地広川に向かいました。
6時間もかかったのは、費用を節約するため有料道路を使用しなかった為です(キリッ)
途中食事するなどしながら、ゆったりしたペースで走り続け、ほぼ予定通りの午前9時に広川町に到着。
最初の目的地は広川の「稲むらの火の館」を見学することでした。
「稲むらの火の館」は安政元年(1854年)の安政南海地震津波から広村(現・広川町)の住民を救った「稲むらの火」で知られる濱口梧陵を顕彰する施設です。
今年は東日本大震災での大津波もあり、是非とも一度訪れたかったところ。
「稲むらの火の館」は濱口梧陵の生家である西濱口邸を改装した「濱口梧陵記念館」と近代的建物の「津波防災教育センター」で構成されています。
入場料は500円ですが、「濱口梧陵記念館」のみ見学する場合は無料となります。
「津波防災教育センター」を見学すると、パンフレットと、津波防災に関する知識を試せる「INAMURAレンジャー」ゲームに参加するためのICカードが渡されます。
館内は3Dシアターとかあって、思ったより見るものが多い印象。
見学してみて思ったのですが、英語の解説が少なすぎるように思いました。
濱口梧陵の逸話は小泉八雲が「A Living God」という物語として紹介し世界中に知られています。
2005年のスマトラ沖地震津波の時、シンガポールの首相が当時の小泉純一郎首相に「稲むらの火」について質問したことが話題になりました。
東日本大震災を受けて「稲むらの火」は海外からも益々注目されることになるでしょう。
これから増えるであろう外国人見学者にも配慮して「稲むらの火」の精神を世界に広めてもらいたいと思います。
続いて、濱口梧陵が地震後に建造した「広村堤防」へ行ってみました。
「稲むらの火」があまりに有名なため、その後日談はあまり知られていませんが、濱口梧陵が現在も地域の人々の尊敬を集めるのは津波から人々を救っただけではなく、被害から地域の復興と将来再び訪れるであろう津波被害からの防災に尽力したからです。
津波で家や財産を失った村人を救うため、濱口梧陵は私財を投じて「広村堤防」を建造し、その工事に被災者を動員して賃金を払うことで被災者の生活を守ったのでした。
実際、昭和21年(1946年)の昭和南海地震の津波の際には、その被害を軽減させました。
これらの功績をたたえて、広村堤防の傍らには感恩碑が建てられています。
東日本大震災でも震災で仕事を失った被災者の生活が大きな問題となっていますが、もし国や自治体に濱口梧陵の様な決断ができる人物がいるなら被災地の復興も加速するかも知れません。
そして、その濱口梧陵が眠るお墓。
周囲は大きな沢ガニがたくさん住む小川が流れ、豊富な自然に囲まれていました。
広川が意外に見るものが多くて、予定時間を1時間以上オーバーしてしまいました。
ここからは道の駅スタンプラリー開始。
白崎海洋公園。
ここだけのオリジナル、和歌山みかんソフトクリーム(300円)。和歌山みかんだけあってちょっと酸っぱい味です。
San Pin 中津。
しらまの里。
明恵ふるさと館。
午後から怪しい天気だったのですが、ついに雨が降ってきました。(あらぎの里)
しみず。
ちょっとかっこいいマシンが置いてありました(笑)(しみず)
と、ここまで回って日没サスペンデッド。
本当は龍神で泊まるはずだったんですが、仕方ないので、しみずまで来る途中に見つけて置いた遠井キャンプ場へ。
ここはフリーサイトですが、オートキャンプサイトとテントサイトがはっきり分かれていて、ありがたい。
エンジン音や排ガスで嫌な思いをすることもないでしょう。
まあ、私の他はあと2組しかいなかったんだけど(笑)
次回(2日目)へ続きます…
村の火の話しは知りませんでした。(忘れたのかも。)
機会があれば読んでみたいです。(こんな時だからこそ、本当に必要なことが見えてくる。)
by yosi (2011-09-02 20:28)
> yosi さん
nice! & コメントありがとうございます。
「稲むらの火」は戦前の教科書には載ってたらしいです。地元の方以外では知らなくても無理はないかと。私は以前たまたまテレビで見て知りました。
by たど (2011-09-02 22:10)
> あんぱんち〜 さん
nice! ありがとうございます。
by たど (2011-09-02 22:11)