北陸は寒い、滋賀は広い：たどブログ：SSブログ

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天橋立と道の駅スタンプラリー｜もしも、二輪車でETCゲートを突破してし.. ブログトップ

北陸は寒い、滋賀は広い　[バイク] [編集]

紅葉見物を兼ねて、滋賀県北部（湖北）方面に行ってきました。

900SSで名神、北陸道を使い木之本まで一気に北上し、そこから南下するルートを選んだのですが、実はここでひとつ問題が。

900SSはイタリアーノのお気楽設計なので、冬場の寒い時期は非常に調子が悪くなります。
具体的には、気温が10度前後まで下がってくると排気音にアフターファイアが混じり始めます。
油温も70度ぐらいまでしか上がらなくなってしまいます。
いわゆるオーバークールというやつです。
走れなくはないけど、非常に気持ち悪いです。

さらに気温が下がると、キャブレターの中の湿気が凍結するアイシングという現象が起きます。
これは非常に危険で、例えば高速走行中、減速しようとスロットルを閉じるとそのまま失火してしまいます。
こうなると高速道路を利用した移動は出来なくなります。
年式の新しいモデルではキャブレターにオイルを廻して温める機構が付いていて、私のモデルにも後付できるのですが、結構なお値段がしますし、そもそも10年以上こんなもんだと思って乗っているので今更どうこうしようという気が起こりません。
そんなわけで毎年冬場は900SSを冬眠させます。
今年もそろそろ冬眠の時期なのですが、ETCが着いているのが900SSだけなので今年はもう少しだけ働いてもらいます。

そんなわけで、トラブルにおびえながらも出発。
幸いにも停まってしまうことはありませんでしたが、外は寒いし名神は渋滞してるしでペースが上がらず、マキノに着いたときは昼を過ぎていました。
上記のような理由で寒い所は走れないので、陽が落ちるまでに帰らなければいけません。
結局予定をほとんど消化できないまま、3駅だけ廻って帰宅。
滋賀には今まで何度も来たけど、こんなに広かったっけ？
北の方は紅葉も終わってたし、滋賀の道の駅はまだまだ残ってるし、今日は何だかすごい疲れました。