「てんしん」の玉子焼

山陽鉄道フェスティバル2008を見るために東二見まで来たので、せっかくだからこの近辺のおいしいモノを食べることにしました。

明石のおいしいものは鯛やタコなど魚介類が知られていますが、玉子焼も有名です。
玉子焼と言っても厚焼き玉子の類ではありません。明石焼とも呼ばれる、たこ焼の元になった食べ物です。

東二見駅北口のすぐ東にある「てんしん」は、地元で行われた「あかし玉子焼フェスティバル」2年連続優勝・殿堂入りという実力のお店です。


店舗外観。この手の店では玉子焼と併せてお好み焼きや焼きそばを出す所が多いのですが、天津甘栗を売ってるところは初めて見ました。つーかここだけ？天津甘栗売ってるから「てんしん」という店名なのかな。

11時の開店に合わせて行ったのですが、店内は既に満員。何とかカウンター席に座れました。
テーブルが三つとカウンターの計15席ほどしかないので混雑は必至。相席覚悟です。
店内では4人のおばちゃんとおっちゃんが必死に注文をさばいています。そうしている間にも電話注文がひっきりなし。
席について、とりあえず玉子焼を一人前注文しました。混んでるので20分ぐらいかかるとのこと。
混雑は承知の上での来店なのでそこは気になりません。携帯でワンセグを見ながら暇をつぶしていると、15分ぐらいで注文したものができてきました。


玉子焼（15個入り500円）です。薬味はねぎ。

玉子焼はたこ焼そっくりですが、実は材料が大きく異なっています。小麦粉をほとんど使用しないのでとろけるように柔らかですし、ソースではなく薬味を入れただし汁につけたり、そのまま食べたりします。
私も玉子焼は色んな店で食べていますが、この店の玉子焼が今までで最も柔らかいと思います。箸で持てるぎりぎりの柔らかさです。
食べるとタコの旨味が程よく出て食が進みます。一玉が小ぶりなので次々無くなっていきます。
少し物足りなさを感じたのでお好み焼き（ぶた焼450円玉子入り)を追加注文。
こちらも小ぶりですが、玉子焼と併せると丁度いいぐらい。キャベツが多くて食べ応えがありますが、味は普通です。

値段が安いからか、子供や家族連れの客が多く来ていました。

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