コンパス内蔵GPSロガー「WSG-1000」(5/5追記)

Wintec社の新製品GPSロガー「WSG-1000」が届きました。
実は27日に地元の配送センターに届いていたのですが、お届け指定日を30日にしていたので今日になってしまいました。
別に早くても何も支障なかったんだけど。


梱包外観。

GPSロガーというのはGPSを利用して走行軌跡などを記録する装置のことで、記録されたデータは後で地図上に表示したりできます。私は主にツーリングなどの記録に用いています。

WSG-1000の特徴はGPSロガー機能に加え、コンパス、温度計、気圧式高度計を内蔵し、それらを表示する大型LCDを装備しているところ。私のように「とりあえず現在位置や方角などを知りたいがカーナビでは大げさすぎる」という様な人に向いていると思います。


内容物一覧。
本体、取説(英語)、ドライバCD、USBケーブル、各種取り付けキットと取り付け説明書が入っていました。
取り付けキットはリストバンド、ベルトクリップ、自転車用ハンドル取り付けキット(縦付け用、横付け用、結束バンド、両面テープ)があります。


裏面を開けたところ。
ノキアタイプの汎用リチウムイオンバッテリー(BL5C)を使用します。
この機種は生活防水仕様で、電池の周囲に防水用ゴムがはめてあるのですが、電池脱着の際に外れやすいです。だからといってゴムを接着してしまうと防水機能が失われるそうです。注意書きが添付されていましたが、その理由は不明です。USBコネクタのカバーがちゃちいので防水はあまり信用しない方がいいかもしれません。


付属のリストバンドを使って腕に装着したところ。
結構デカいです。私はバイクでの使用を前提に購入したのでこの様な使い方はしないつもりですが、リストバンドを直接ハンドルに巻き付けてもいいかもと思いました。


同時に購入した自転車用ホルダーです。
もともと携帯電話用で、両側から本体を挟み込むだけの固定のため、オフロードなどのハードランでは本体が脱落してしまうのではないかと思います。付属の取り付けキットを利用する方がしっかり固定できそうです。


今まで愛用していたGlobalSat社のDG-100と比較。
DG-100は単三駆動なので電源に困らないのと、細かなログ設定が出来るのでほぼ一日分のログを記録できるため気に入っています。WSG-1000も単三駆動だったら良かったんですが、割と入手しやすい汎用バッテリーだし、USB充電器も使えるので何とかなるかなと思ってはいます。

まだ軽く電源を入れてみただけですが、メニューも簡単でマニュアルを見なくても何とかなりそうでした。
一応日本語対応なのは使いやすいです。「一応」というのは、この日本語化は発売元で行われており、メーカーはひらがなとカタカナのフォントしか用意してないそうです。そのため繁体中国語にない漢字は表示できないんだとか。従ってちょっとおかしな日本語表記になっています。


箱の裏の能書き。
近日中に日本語マニュアルとファームウェアのアップデートが公開される旨の告知が添付されていました。箱の能書きに一部塗りつぶされているところがあり、「トラックバック」の文字が読み取れました。ファームのアップで追加されるのはこの機能ではないかと思われます。

(5/2追記 ここから)
ファームウェア1.0.0.2が公開されました。変更点は、
1.ログ容量を130560ポイントに増量
2.ドイツ語対応
との事です。
設定ツールＴｉｍｅMａｃｈｉｎｅＸもバージョン2.6.8が公開されましたが、こちらはフォトツール関連の操作性改善とバグ修正のようです。
(5/2追記 ここまで)
(5/5追記 ここから)
日本語版では上記に加え、
1.メニューの「サクジョ」を「削除」に変更。
2.「オドメーター」に累積時間表示を機能追加。
が追加されているそうです。
そんなことより「天文情報」画面の誤字を先に直してください(><)
(5/5追記 ここまで)

WSG-1000にはBluetoothが搭載されているのですが、日本国内で使用すると電波法に触れる恐れがあります。そう言うわけで国内では多分使えないわけですが、パスキーを聞かれたら”0000”を使用するようにと英文マニュアルに書いてありました。(オイ)

到着したばかりで実際に運用してませんから性能面の評価は後日行いたいと思います。
はやく休みが来ないかなぁ(ドクロ)

タグ：WSG-1000 DG-100 GPS