乾式クラッチの謎 [バイク]
私のTZR250SPはまだ故障中で部品入荷待ちですが、とりあえず先に出来ることはやっておこうと思い、前から音が気になっていたクラッチを開けてみることにしました。
このバイクは1000台限定のSP仕様で、クラッチは乾式クラッチになっています。乾式クラッチはニュートラル時やクラッチを切ったときにシャラシャラ、ゴロゴロと音がします。しかし、以前聞いた他のTZRの乾式クラッチ音はもっと静かだった記憶があります。
バイク屋さんが整備のため開けたときには部品の消耗は許容範囲内という事でしたので、消耗が原因ではなさそうです。
で、開けてみました。
サービスマニュアルと構成が違う!
サービスマニュアルでは奥から、
1.フリクションプレート(3MA-16321-20)+アブソーバ(3MA-16178-20)×3
2.クラッチプレート(3J2-16324-00)
3.フリクションプレート(3MA-16331-20)+アブソーバ(3MA-16125-20)
4.クラッチプレート(※2.と同じ)
5.フリクションプレート+アブソーバ(※3.と同じ)
6.クラッチプレート(※2.と同じ)
7.フリクションプレート(3AK-16321-00)
8.クラッチプレート(※2.と同じ)
9.フリクションプレート(※7.と同じ)
10.クラッチプレート(※2.と同じ)
11.プレッシャプレート(3MA-16351-20)
の順なのですが、車両は、
1.謎のクラッチプレート
2.フリクションプレート(3MA-16321-20?)+アブソーバ(3MA-16178-20?)×3
3.クラッチプレート(3J2-16324-00?)
4.フリクションプレート(3MA-16331-20?)+アブソーバ(3MA-16125-20?)
5.クラッチプレート(※3.と同じ)
6.フリクションプレート+アブソーバ(※4.と同じ)
7.クラッチプレート(※3.と同じ)
8.フリクションプレート((※4.と同じ)
9.クラッチプレート(※3.と同じ)
10.プレッシャプレート(3MA-16351-20)
と、なっているのです。つまり、フリクションプレートが1枚足りません。
これを補うため、謎のクラッチプレートは厚みが倍ぐらいあります。
どうやら社外のクラッチぽいのですが、車両の来歴や当時の事情が判らないので調べようがありません。
音が大きかったのはこういう事だったのね。バイク屋さんも教えてくれればいいのに。
で、純正クラッチをオーダーしたのですが、届いたものはフリクションプレートが全部3AK-16321-00でした。
どうなってんの?(笑)
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