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「ねこは もう, けっして 生きかえりませんでした。」 [いろいろ]

飼い猫が死んでしまいました。

18年間一緒に過ごしました。
猫は20年生きると尻尾が二股に割れて猫又という妖怪になると聞きますので、冗談で「猫又まであと何年」などと話をしたりしてましたが、残念ながら猫又になった姿を見ることは出来ませんでした。

かなりの年寄り猫でしたが去年の夏までは大変元気に駆け回っていました。夏を過ぎた頃、突然ふらつくようになり、うまく歩けなくなりました。そして年が明けた頃からトイレも自分で出来なくなりました。

そして今日、家族全員いる中で、文字通り眠るように逝きました。

私が帰宅した時には呼びかけに答えて尻尾を動かしたりしていたので、家族が全員揃うまで逝くのを待っていてくれたのかも知れません。

大変悲しいのですが感慨はあまりありません。この半年の間に家族全員覚悟完了していたので。
よく「死ぬときは苦しまずにポックリがいい」なんて言われますが、突然死なれたら残された者は気持ちの整理が出来ませんし、逆に長過ぎる闘病生活では本人も周りも苦しむことになります。
飼い猫に死に様を教えられてしまいました。

何となく「100万回生きたねこ」を思い出しました。
ありがとう、さようなら。

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佐野 洋子
講談社 (1977/01)
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