ガルパン4DXを観てきた話：たどブログ：SSブログ

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映画「ガールズ＆パンツァー劇場版」4DXを観てきました。
（訪問日：2016年2月26日）

この作品がどういうものか、ここでは説明しませんので、知りたい方はググってください。
上映中の作品ですので内容に関することも差し控えます。

なので、ここでは今回観てきた4DXについて話をします。

4DXと言うのは「映画のシーンにマッチした形で、前後・左右・上下に＜動く座席＞や通常のシアターでは得ることができない特殊効果によって、映画の持つ臨場感＝魅力を最大限開放することができる、アトラクション・スタイルの映画上映システム」とされています。
具体的には座席が揺れたり観客に風や水を吹きかけたりして臨場感を出す仕掛けで、この設備のある映画館は全国に33館あります。

私の地域だと大阪か姫路になるのですが、大人気のため大阪はチケットが取れないと聞いたので、姫路のアースシネマズに行ってきました。
姫路も土日の席は早々に予約で埋まっていましたが、私は休日出勤の振り替えで金曜日に休みが取れたので、金曜日の席を予約できました。

さて「ガールズ＆パンツァー劇場版」（以下「ガルパン」）は、もともと4DXを考慮して作られた作品ではありませんが、4DXの効果の付け方が映像に見事にシンクロしていて、素晴らしい臨場感が得られました。

しかしながら、気になるところがなかったわけではなく。
爆発シーンで煙の演出があるのですが、シーンが切り替わっても煙が晴れず、しばらくスクリーンを覆っていたり。
雨のシーンでは本当に水が降ってくるので思ったより濡れたり。
水に飛び込むシーンではいきなり顔に水吹きかけられてビビったり。
爆風のシーンでは風演出のエアバルブがプシュプシュ言って気が散ったり。
（注：水演出は手元のスイッチでOFFにできます）

ともあれ、USJとかのアトラクションに有ったら普通に楽しめるレベルです。
てかUSJはブームが終わらないうちにアトラクション作ってください。至急！

実は「ガルパン」関連では4DXを観る前に塚口で「サンサンセンシャラウンド　重低音轟撃上映」というのを観ておりまして。

（こちらは日程の都合でOVAの「アンツィオ戦」）

これは「ガルパン」音響製作スタッフが実際に来場し、作品に合わせて調整した音響設備を使用した上映だそうで。
観る前はウーファーを効かせた重低音重視の音響かと思いきや、実際はそれほど重低音強調ではなく（それでもかなり重低音）、金属音のような高音もきれいに鳴る素晴らしい音響でした。
さすがガルパン音響チーム。

で、この音を一度聴いてしまうと、姫路の音はどうにも物足りない。
もちろん劇場や設備が違うので単純に比較できないことは重々承知の上です。

4DXの演出も素晴らしいし音響も捨てがたい。
なので、できれば「ガルパン」は4DX版と重低音版を両方観てもらいたいと思います。
どちらが先でも構わないと思います。
私も予約が取れれば、もう一度劇場版を塚口の音響で観たいです。

ガルパンはいいぞ！