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掃除してたら出てきちゃったよ [書籍・雑誌]

去年の年末、大掃除をしていたら、「神のみぞ知るセカイ」第1話が掲載された週刊少年サンデー2008年19号発掘されました。

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古い雑誌が出てきたら、捨てる前にもう一度読んでおこうと思うのは人間の本性です。
読み始めてみると、コミックスと違うところがあることに気がつきました。
連載漫画はコミックス化されるときに加筆修正されることはよくあることみたいですが、実際に雑誌とコミックスを突き合わせてみたことはありません。
そこで、「神のみぞ知るセカイ」第1話の変更箇所をチェックしてみました。


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左:連載時、右:コミックス。
説明の枠のデザインが変わってます。
この作家さんは線の細い画風なので、コミックス化する際の縮小印刷で枠が背景に溶け込んでしまうのを防ぐ工夫かと思ったのですが、巻頭のカラー原稿の方はコミックスと同じデザインなので、単に統一しただけかも知れません。


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左:連載時、右:コミックス。
誤植の訂正です。確かに桂馬から見ればエルシィは3Dなのですが、読者の私から見れば2Dなので、連載時には全く気づきませんでした(笑)


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左:連載時、右:コミックス。
駆け魂の表情が変わっています。心のスキマから追い出されたことを強調する為と思われます。


KAMI001_04A.jpg
KAMI001_04C.jpg
上:連載時、下:コミックス。
この変更の理由が判りません。
連載時では「嫌い」が「キラい」と表現されています。最初は誤植の訂正かと思ったのですが、他のコマで「嫌われる」は連載時でもコミックスでも「キラわれる」と表現されており、何故ここだけ修正されているのかが判りません。
小学館独自のルールみたいなものがあるのでしょうか。


こうやって見てみると、明らかな間違いの修正の他に、熟成とでも言うべき細かい変更がおこなわれているのですね。
またひとつ勉強になりました。

多分この先一生使うことのない知識と思うけど(汗)






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