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「たま駅長」に会ってきた [旅行]

和歌山電鉄貴志川線の貴志駅猫の駅長がいることで知られています。
今日はその「たま駅長」に会いに貴志へ行ってきました。

私的にはツーリングで立ち寄りたいところなのですが、そもそも和歌山電鉄の客招きのための「たま駅長」なのでバイクで行っては本末転倒です。今回は電車を乗り継いで行くことにしました。

JR大阪駅から紀州路快速で和歌山駅まで行き、そこから和歌山電鉄で貴志駅を目指します。

ここで気をつけなければいけないことがあります。
JR和歌山駅の9番ホームが和歌山電鉄和歌山駅に割り当てられています。したがって和歌山駅から乗車する場合はJRの券売機で連絡切符を購入します。ICOCAやスルッとKANSAIには対応していません。
ところが私は大阪からICOCAで来たので、9番ホームを上がったところにある自動改札機で精算したあと、すぐ隣の窓口で目的地までの切符を買う手順が必要になります。
帰りは逆の手順で改札を行います。このときICOCAを持っていない場合は窓口で精算済み証をもらって一旦出場し、改めてJR券売機で切符を買い直す必要があります。
ホームを上がったところに自動改札機があるのは実に不思議な光景ですね。

あと、和歌山~貴志を往復するなら一日乗車券(650円)を買う方がお得ですし、途中下車が自由になるので伊太祈曽や交通公園、大池遊園などで遊ぶことも出来ます。

さて、今日は私が乗ってきた紀州路快速の到着が遅れたため、本来乗るはずの電車に乗れませんでした。次の電車は30分後です。

そして、やってきた電車がこれ。
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いちご電車です。
貴志駅周辺の特産品であるイチゴをモチーフとしたカラフルな電車です。

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内装もユニーク。板張りの床やカウンターのような設備も付いています。シートの柄もイチゴです。
窓の上にはこの電車を作るために寄付をした企業や個人の名前が刻まれたプレートが掲げられていました。
まさに沿線住民が一丸となって鉄道の存続に協力しているようです。

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「第5回日本鉄道賞表彰選考委員会特別賞」受賞の記念プレート。
「鉄道の発展に著しい貢献をしたものと認められ、その功績は誠に顕著であります。」と書かれていました。

さて、このカラフルな電車で走ること約30分、目的地の終点、貴志駅に到着。
電車を降りて改札に向かうと、既に10人程のギャラリーに取り囲まれていました。さすが人気者。
それではこの時を待ちに待った、「たま駅長」とご対面!

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駅長寝てはるし!
「小山商店」のおばちゃん(=たまの飼い主さん)の話ですと、ゴールデンウイークの人出で人あたりしてしまったらしいです。名ばかり管理職の悲哀がここにも!(注:たまの役職は課長相当の「スーパー駅長」です。)
ちなみに茶トラの猫は、たまの母親「ミーコ助役」

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もう一匹の猫、「ちび助役」

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たまのスーパー駅長昇進に合わせて新調された駅長室

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外から見た貴志駅。奥は隣接する小山商店。

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店内にはたま駅長関連グッズを多数展示、販売。
中央は愛知県瀬戸市の招き猫メーカーから贈られた、たま駅長をモデルに作られた陶器製の招き猫。ちょっと怖い(笑)
右はトミーテック発売のフィギュア「鉄道むすめ」第5弾「神前みーこ」。和歌山鉄道運転士の制服を着用、頭にはたま駅長が乗っています。

さて、ウィキペディアによると、「小山商店でパン・おにぎり類を300円以上購入した人には、もれなくたま駅長の名刺をプレゼント」とあるのですが、おばちゃんに訊いたら「そんな事やってません」
「名刺は個人的に作ったもので、(300円以上とか)条件を満たせば差し上げると言うようなものではありません」との事なのでこの記事書いた人は責任持って修正しといて下さい(><)


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帰り際にやっと起きてくれました(^^)
タグ:和歌山 旅行
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