振動対策 [バイク]
TZRは不調期間が長かったこともあり、長距離のツーリングに出ることはまれでした。
最近は調子が良いので、先日の琵琶湖と四国ツーリングで、それぞれ700キロほどを走りました。
長距離、特に高速道路を長時間走るようになると、今まで気にならなかった問題が出てきました。
それは振動。
エンジンの細かい振動が、ハンドルを通じて手先に伝わります。
短時間なら気にならないのですが、長時間となると手がしびれてしまい、指先の感覚が無くなります。
アクセルやブレーキ、クラッチの操作に支障が出て、万一、急な操作が必要になる場面では操作が遅れてしまう可能性があります。
ハンドルの振動対策と言えば、バーエンドのウエイトを変えて共振しないようにする方法がありますが、TZRのハンドルはアルミ削り出しなのでバーエンドがありません。
また、ヤマハ純正グリップのダメさも有名です。
GPライダーのバレンティーノ・ロッシがホンダからヤマハに移籍するとき、ヤマハのグリップにどうしてもなじめず、以前使っていたホンダ純正グリップをヤマハのマシンに取り付けて乗っていたそうです。
なので、グリップを、振動を伝えにくいものに変えることにしました。
グリップは振動吸収に優れたプログリップのゲルタイプを選択しました。
ゲルグリップは通常のグリップボンドが使えないので、接着剤はボンド・ウルトラ多用途SUを使用します。
デイトナからゲルグリップ用接着剤が発売されていますが、中身はボンド・ウルトラ多用途SUそのものなので、わざわざ高い純正を買う必要はありません。
グリップとハンドルバーの隙間にシリコンスプレーを吹いて、古いグリップを抜き取ります。
ハンドルバーにはパーツクリーナーを吹いて、古いボンドとシリコンスプレーを取り除いておきます。
抜き取ったグリップです。
新車時から付いていたもののようで、左側は摩耗が激しいです。
こんな状態なので、近々グリップは変えるつもりで、すでに純正グリップを入手していたのですが。
新しいグリップの取り付けは、グリップの根元部分にボンドを少しつけて、ハンドルバーに一気に押し込みます。
ボンドが潤滑剤になるのでスムーズに入っていきます。
グリップ径は純正が30ミリに対し…
プログリップは33ミリでした。
わずか3ミリですが、太いほうが楽なので助かります。
長さは両方とも120ミリです。
さらに、長距離ツーリングでのスロットル操作を楽にするために、アドベンチャーでも使っているスロットルアシストを追加します。
スロットルアシストを取り付ける部分に、ミリオン熱収縮ラバーグリップ・スーパーを取り付けます。
以前、アドベンチャーに使ったものは40ミリ径でしたが、今回はグリップに合わせて35ミリ径を使用しています。
ラバーグリップ・スーパーを取り付けたのはグリップの凹凸を無くして位置調整をしやすくするためです。
※スロットルアシストを取り付けた写真を撮るのを忘れました。
さらに、レバーからの振動を伝えないように、レバーにはPOSHレバーグリップを取り付けました。
完成。
少し試乗してみましたが、ゲルグリップの振動吸収効果は体感できませんでした。
長距離を乗ると何らか違いが出るのかもしれません。
しかし、グリップが太くなったことで格段に運転しやすくなりました。
最近は調子が良いので、先日の琵琶湖と四国ツーリングで、それぞれ700キロほどを走りました。
長距離、特に高速道路を長時間走るようになると、今まで気にならなかった問題が出てきました。
それは振動。
エンジンの細かい振動が、ハンドルを通じて手先に伝わります。
短時間なら気にならないのですが、長時間となると手がしびれてしまい、指先の感覚が無くなります。
アクセルやブレーキ、クラッチの操作に支障が出て、万一、急な操作が必要になる場面では操作が遅れてしまう可能性があります。
ハンドルの振動対策と言えば、バーエンドのウエイトを変えて共振しないようにする方法がありますが、TZRのハンドルはアルミ削り出しなのでバーエンドがありません。
また、ヤマハ純正グリップのダメさも有名です。
GPライダーのバレンティーノ・ロッシがホンダからヤマハに移籍するとき、ヤマハのグリップにどうしてもなじめず、以前使っていたホンダ純正グリップをヤマハのマシンに取り付けて乗っていたそうです。
なので、グリップを、振動を伝えにくいものに変えることにしました。
グリップは振動吸収に優れたプログリップのゲルタイプを選択しました。
ゲルグリップは通常のグリップボンドが使えないので、接着剤はボンド・ウルトラ多用途SUを使用します。
デイトナからゲルグリップ用接着剤が発売されていますが、中身はボンド・ウルトラ多用途SUそのものなので、わざわざ高い純正を買う必要はありません。
グリップとハンドルバーの隙間にシリコンスプレーを吹いて、古いグリップを抜き取ります。
ハンドルバーにはパーツクリーナーを吹いて、古いボンドとシリコンスプレーを取り除いておきます。
抜き取ったグリップです。
新車時から付いていたもののようで、左側は摩耗が激しいです。
こんな状態なので、近々グリップは変えるつもりで、すでに純正グリップを入手していたのですが。
新しいグリップの取り付けは、グリップの根元部分にボンドを少しつけて、ハンドルバーに一気に押し込みます。
ボンドが潤滑剤になるのでスムーズに入っていきます。
グリップ径は純正が30ミリに対し…
プログリップは33ミリでした。
わずか3ミリですが、太いほうが楽なので助かります。
長さは両方とも120ミリです。
さらに、長距離ツーリングでのスロットル操作を楽にするために、アドベンチャーでも使っているスロットルアシストを追加します。
スロットルアシストを取り付ける部分に、ミリオン熱収縮ラバーグリップ・スーパーを取り付けます。
以前、アドベンチャーに使ったものは40ミリ径でしたが、今回はグリップに合わせて35ミリ径を使用しています。
ラバーグリップ・スーパーを取り付けたのはグリップの凹凸を無くして位置調整をしやすくするためです。
※スロットルアシストを取り付けた写真を撮るのを忘れました。
さらに、レバーからの振動を伝えないように、レバーにはPOSHレバーグリップを取り付けました。
完成。
少し試乗してみましたが、ゲルグリップの振動吸収効果は体感できませんでした。
長距離を乗ると何らか違いが出るのかもしれません。
しかし、グリップが太くなったことで格段に運転しやすくなりました。
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