ブーツ洗い：たどブログ：SSブログ

	ブログをはじめるログイン

普段通勤で使っているショートブーツ、ガエルネ・タフギアの他に、ガエルネのバランスDUEというトライアルブーツを持っています。

林道ツーリングにこんな高級なブーツはいらないのですが、まあ勢いで買いました。
しかし値段だけのことはあり、素晴らしいフィット感です。
これを買ってからガエルネ以外のブーツは考えられなくなりました。
かれこれ10年使っていますが使用頻度が少ないこともあり不具合はありません。
パーツ供給やソール張替えなどの修理もしてくれるので、あと10年は戦えるでしょう。

バランスDUEは合成皮革なのでメンテナンスも楽です。
しかし、さすがにノーメンテというわけにはいかないので、たまに洗っています。

合成皮革なので遠慮なく丸洗いします。
台所用洗剤をバケツで泡立てて、毛足の長いブラシでゴシゴシ。
細かいところの清掃は歯ブラシを使ってます。

バランスDUEはほとんど合成皮革が使われていますが、ミッドソールは革製です。
ツーリングから帰ってきて、そのままブーツを脱いで２、３日放っておいた、なんてやらかしてしまうと一発でカビだらけです。
保管状況によってもカビが生えてしまう場合があるので予防します。

ブーツに水分が残っている状態でりんご酢を投入し、殺菌します。
米酢でも殺菌効果は変わりませんが、ニオイが気になるのでりんご酢がおすすめ。
ブーツの中だけでなく、外側も布に含ませて軽く拭いてやると良いと思います。

ただし、この殺菌効果、一度履いてしまうと効果がなくなるようです（経験則）。

中の水分を排出し、日陰に干します。
日光を当てると革が乾燥してひび割れたり、プラスチック部品が紫外線で劣化したりします。

あらかた乾いたら、つま先、かかと、足首の部分に丸めた新聞紙を詰めて中の湿気を吸い取ります。
これをやらないと、ブーツが足首部分で折れ曲がったまま固まってしまい、次に履くとき折れ曲がった革の角が足首に当たって痛い思いをします。
新聞紙は完全に湿らなくなるまで１日に２、３回取り換えます。

表面にはガエルネ・ウォータープルーフポリッシュを薄く塗ってウエスで伸ばします。
ツーリング前なら防水のため縫い目を中心にしっかり塗り込むのですが、保管時には薄く塗ればOKです。

こうして次の出番まで保管します。
型崩れ防止のため、保管の際にも丸めた新聞紙を詰めておきます。

道具の手入れは面倒くさいけど、やっただけの見返りがあるので、これからも怠けず続けたいと思います。