パニアケース [バイク]
アドベンチャーには付き物のパニアケース。
前から欲しいとは思っていました。
何せ値段が値段なのでなかなか購入に踏み切れないでいました。
そんな折、BMW純正部品などを海外から購入できる直販サイト「ユーロネットダイレクト」が、期間限定でBMW純正部品10%引きセールをおこなったので、そのタイミングで発注しました。
海外通販のサイトなのでもともと国内で買うより安いのですが、さらに10%引きと言うことで国内の半額以下の値段に。
ただし、モノがデカイので別途送料、消費税などが2万円近くかかりました。
ヨーロッパが夏休み中ということもあって、発注から到着までに3週間かかりました。
届いた箱。
さすがにデカイです。
パニアケース1個入りの箱2個をベルトとテープで1個にまとめた大胆な梱包。
アルミのサイドケースは傷つきやすいので有名ですが、厳重な梱包のせいか傷はありませんでした。
サイドケースにはキーシリンダーが付属しません。
別売りの汎用キーシリンダーセットか、メインキーで開閉できるキーシリンダーを用意する必要があります。
なので、キーシリンダーリペアキット(部品番号:51257698202)を併せて手配。
左右サイドケース用に計6個必要です。
キーシリンダーリペアキットの中身。
キーシリンダー本体と、キーに合わせて上下するロック用の板が4枚ずつ3種類、キーシリンダーを固定するストッププレート、スプリングが12個、取説(多言語、ただし日本語無し)。
6セット発注したうちの1セットはロック用の板が1枚足りませんでした。
板は余るので作業に影響はありませんでしたが、こういうところは結構いいかげんなのかも知れません。
キーシリンダーはメインキーに合わせて自分で組み立てます。
これが結構大変な作業でした。
まず、キーシリンダーの鍵穴側から見て最も奥の溝にスプリングとストッププレートを差し込みます。
次にロック用の板をスプリングと共に差し込んでいきます。
板には1~3の番号が振られていて、メインキーを挿したときに全ての板が引っ込むように番号を選択します。
どの番号が正解かはやってみないと分からないので総当たりで試しました。
上の画像ではロック用の板を7枚挿していますが、これは誤りで、ストッププレートの隣の溝には板を差し込まないよう取説に注意書きがあります。
GSのヴァリオサイドケースでは7枚目の板を挿すとキーが抜けなくなるとの報告を見かけましたが、アルミサイドケースでは普通に抜き差し出来ますので何が問題なのか分かりません。
正しい番号が選択されていれば、キーを差し込むとロック用の板が全て引っ込みます。
そして、キーシリンダーにキーを差し込んだ状態で、サイドケースのハウジングにキーシリンダーを差し込みます。
このときストッププレートを細いマイナスドライバーなどで押し下げてから挿入します。
完全に差し込むまで、キーは絶対に抜かないようにします。
途中でキーシリンダーからキーを抜くと、差し込んだ板が飛び出してバラバラになってしまいます。
これでサイドケースの準備は完了。
本当はすぐにでも装着してみたいところなのですが、あいにくの雨続きで試せず。
次のキャンプの時に使い勝手を試したいと思います。
なお、トップケースは容量が小さいため購入しませんでした。
こちらは引き続き、今使っているGIVIのケースを使うつもりです。
> tochi さん
nice!ありがとうございます。
by たど (2013-09-16 23:27)