TZRを起こしてます(その2) [バイク]
前回、途中で中断したTZR起こしの続きです。
出来るだけ暑くない午前中に作業しました。
それでも炎天下ですが。
まず、壊れてしまったショートラチェットの代わりを用意しました。
KTCのグリップ型ラチェットハンドルです。
TZRのプラグを普通に交換しようとすると、カウルを外した後、ラジエターの下側のボルトをゆるめて、ラジエターをずらしてやる必要があります。
プラグ交換は頻繁におこなうので、いちいちそんなことしてられません。
そこで、専用の工具を用意して隙間から交換できるようにしています。
出先でもすぐ交換できるようにこの様な工具が必要になるのです。
が…!
玉砕!
工具のサイズが思ったより大きく、隙間に入りません。
この工具、結構なお値段なのに。
まあ、すべて私の調査不足なんですけど。
後方排気TZRはキャブレターがエンジン下方にあり、タンク下のエアクリーナーボックスからダクトで空気を導いています。
このダクトがエンジンヘッドのすぐ前を通っており、これに干渉してプラグレンチが入らないのです。
このダクトは以前からオーナーの間では不評を買っており、思い切って撤去してしまう人もいます。
ただ、撤去すると、今度はキャブレターへの空気の導入がうまく行われなくなり、調整が大変だったりするようです。
それはそれとして、点火しない原因を調べなければいけません。
プラグは前回交換しているので、プラグキャップかプラグコードのはずです。
接触不良を疑って、プラグキャップの状況を見ようとプラグコードを引っ張り出したところ、
ポロッ。
ええーっ!
プラグキャップが取れてしまいました。
取れたプラグキャップです。
プラグコードを接続する部分が腐ってボロボロになっていました。
プラグコードの方も同様です。
これじゃ火が飛ぶはず無い…。
あっけなく原因が分かったので、作業は中断。
腐ったプラグキャップとプラグコードは交換することにしました。
さて、ここでも問題があり、TZRのプラグコードはコイルと一体型なので、コード単体の交換ができません。
傷んだコードを途中で切断し、市販のプラグコードとプラグキャップをジョイントで取り付けるのが最も安上がりな方法なのですが。
考えた末、まるごと純正パーツに交換することにしました。
幸い純正パーツはまだ供給されているようです。
TZRは発売から23年が経っており、パーツが出るうちに交換しておこうという判断です。
そんなわけでイグニッションコイルアッセンブリとプラグキャップを発注してきました。
思えば、以前からあった突然火が着かなくなる不具合は、これらが原因だった気がします。
もっと早く気づいていれば、お金はともかく時間を無駄にしなかったのにと悔やまれます。
残念ながら用をなさなかった、KTCのグリップ型ラチェットハンドル。
結構なお値段がしたのに…ショック。
出来るだけ暑くない午前中に作業しました。
それでも炎天下ですが。
まず、壊れてしまったショートラチェットの代わりを用意しました。
KTCのグリップ型ラチェットハンドルです。
TZRのプラグを普通に交換しようとすると、カウルを外した後、ラジエターの下側のボルトをゆるめて、ラジエターをずらしてやる必要があります。
プラグ交換は頻繁におこなうので、いちいちそんなことしてられません。
そこで、専用の工具を用意して隙間から交換できるようにしています。
出先でもすぐ交換できるようにこの様な工具が必要になるのです。
が…!
玉砕!
工具のサイズが思ったより大きく、隙間に入りません。
この工具、結構なお値段なのに。
まあ、すべて私の調査不足なんですけど。
後方排気TZRはキャブレターがエンジン下方にあり、タンク下のエアクリーナーボックスからダクトで空気を導いています。
このダクトがエンジンヘッドのすぐ前を通っており、これに干渉してプラグレンチが入らないのです。
このダクトは以前からオーナーの間では不評を買っており、思い切って撤去してしまう人もいます。
ただ、撤去すると、今度はキャブレターへの空気の導入がうまく行われなくなり、調整が大変だったりするようです。
それはそれとして、点火しない原因を調べなければいけません。
プラグは前回交換しているので、プラグキャップかプラグコードのはずです。
接触不良を疑って、プラグキャップの状況を見ようとプラグコードを引っ張り出したところ、
ポロッ。
ええーっ!
プラグキャップが取れてしまいました。
取れたプラグキャップです。
プラグコードを接続する部分が腐ってボロボロになっていました。
プラグコードの方も同様です。
これじゃ火が飛ぶはず無い…。
あっけなく原因が分かったので、作業は中断。
腐ったプラグキャップとプラグコードは交換することにしました。
さて、ここでも問題があり、TZRのプラグコードはコイルと一体型なので、コード単体の交換ができません。
傷んだコードを途中で切断し、市販のプラグコードとプラグキャップをジョイントで取り付けるのが最も安上がりな方法なのですが。
考えた末、まるごと純正パーツに交換することにしました。
幸い純正パーツはまだ供給されているようです。
TZRは発売から23年が経っており、パーツが出るうちに交換しておこうという判断です。
そんなわけでイグニッションコイルアッセンブリとプラグキャップを発注してきました。
思えば、以前からあった突然火が着かなくなる不具合は、これらが原因だった気がします。
もっと早く気づいていれば、お金はともかく時間を無駄にしなかったのにと悔やまれます。
残念ながら用をなさなかった、KTCのグリップ型ラチェットハンドル。
結構なお値段がしたのに…ショック。
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