2013年春の四国キャンプツーリング(3日目) [バイク]
四国ツーリングの最終日です。
この日もほとんど眠れませんでした。
と言うのも、キャンプ場の近所にある風力発電の風車が夜通し轟音を立てて回っており、その風切り音が酷くてとても眠れたもんではありません。
昨年利用したときには気にならなかったので風向や風速によるのでしょうが、設備が良くて気に入っていたキャンプ場だったので残念に思いました。
今日がキャンプの最終日なので、朝食では残った食材を全部使います。
ソーセージと目玉焼き、カップスープ、そしてご飯。
今回のキャンプでは1合(約180cc)の炊飯では一回で食べきれないので、0.5合(約90cc)炊きを試してみました。
調理方法は1合炊きと同じで、沸騰後10分で火を止めて蒸らし15分です。
1合炊きの時は激しく吹きこぼれるので沸騰したことが判るのですが、0.5合炊きでは沸騰の判断がしにくく、生煮えだったり焦げたりしてしまいました。
炊飯の奥は深いです。
室戸岬夕陽ヶ丘キャンプ場の利用は2回目ですが、前回は悪天候だったので周辺を散策していませんでした。
今朝は快晴だったので、ちょっとだけ場内を散策してみました。
このキャンプ場は、今回幕営したサイトの南側にもサイトがあります。
炊事棟から離れているので、進んでここを使うことは無いのですが、逆に静かにキャンプしたいときはこちらの方が良さそうです。
室戸岬を一望できる広場がありました。
東屋と、ちょっとした水場があり、こちらでもくつろぐことが出来そうです。
室戸岬を後に、帰路へ。
途中、夫婦岩へ立ち寄りました。
大小の岩が寄り添うようにならんでいます。
近くまで行くための道は落石により立ち入り禁止となっていました。
昨年来たときには暴風雨で、景色どころではありませんでしたが、快晴の室戸岬は綺麗な海岸線が拡がっています。
県境まで27km。
しばらく走って、道の駅「日和佐」へ到着、休憩。
無料の足湯が設置されていました。
田野駅屋同様、この道の駅もJR日和佐駅に隣接しています。
日和佐はNHKの連続テレビ小説「ウェルかめ」の舞台らしいです。
放送を記念するものが色々設置されていました。
日和佐から阿南まで、自動車専用道路の日和佐道路が伸びています。
これを使えば一気に時間短縮できます。
道の駅「公方の郷なかがわ」へ到着。
日和佐までは快晴だった天気が、ここへ来ると曇天と強風になっていました。
ここで昼食のつもりだったのですが、大阪方面から来た人の話では大鳴門橋も強風が吹いているとのことで、先を急ぐことに。
大鳴門橋は風速15メートルを超えると二輪車が通行止めになってしまうのです。
なかがわギュ~カレー食べたかったなあ(笑)
1日目の朝に給油した松茂町のガソリンスタンドで再び給油。
走行距離は約450km。
まだ少し余裕があるので、満タンで500km走るのは間違いないようです。
高速道路を使用するともっと距離が伸びると思われます。
鳴門から高速に乗り、大鳴門橋へ。
風速表示は10メートルとなっていました。
さすがのアドベンチャーも強烈な横風を受けて車体が傾き、真っ直ぐ走れません。
しかしパワー負けすることはなく、ぐいぐい前に進んでいくところはさすがです。
こうして最後の難関も乗り切り、無事帰宅することが出来ました。
今回、初めてアドベンチャーで剣山スーパー林道を走ったのですが、色々気になる点がありました。
先ず、標準装着タイヤのツアランスEXPはデュアルパーパスを謳いながらもかなりオンロード寄りに振った性格のタイヤで、剣山のダートでは路面を掻いている感が全くと言っていいほど感じられませんでした。
他のライダーからも「これどう見てもオンロード用タイヤですよね」と言われてしまう程(汗)
今回は幸いにも転倒はしませんでしたが、剣山のような石の多いダートは細心の注意が必要です。
そして今回、電子制御サスペンションのエンデューロESAを試したのですが、エンデューロLOモードでSOFTダンピングに設定したところ、走行中にリアサスがポヨンポヨン跳ねてリアの荷重が抜け、大変怖い思いをしました。
ダンピングをNORMALに変更することで若干落ち着きましたが、剣山の路面との相性はあまり良くないようです。
このモードは一体どんな路面を想定して設定されているのでしょうかね。
もちろん、私のライディングがバイクについて行ってないことは承知しています(笑)
今回はキャンプ道具一式を積んだまま走ったこともあって、何とか転かさずに走らせることが精一杯で走りを楽しむところまではとても無理でした。
しかし、長時間、長距離のクルージング性能や路面を選ばない走破性、長大な航続距離など、思った以上に快適なツーリングが出来ました。
総じて快適で楽しいツーリングとなりました。
来年もまた来たいです。
美味しい食べ物も多いし(笑)
> tochi さん
nice!ありがとうございます。
by たど (2013-05-06 01:08)